概要
今日の社会情勢により、オゾンを使用したウィルスの不活化にも関心が高まっており、より除菌能力の高い製品が望まれるようになった。
このため、従来型のオゾン発生器(ESD-U2)よりオゾンの発生量が多い製品(ESD-U3S)を開発することにした。
要件
- 除菌能力を高めるため、従来製品よりオゾンの発生量を多くする。(ESD-U2は最大で32mg/h)
- 広範囲に送風できるようにするため、従来製品より送風能力を高める。(ESD-U2は0.31m3/min)
- オゾン発生体(紫外線ランプ)の交換が容易な構造とする。
- 片手で持ち運べる大きさ・重さ、および、構造とする。
仕様
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 最大65W |
外形寸法 | W270 × H250 × D140 |
本体重量 | 約3kg |
オゾン発生体 | 冷陰極型紫外線ランプ(オゾン発生量16mg/h) ×3 |
ランプ電源 | 専用インバーター ×3 |
送風 | DCブロア(0.71m3/min) ×1 |
表示器 | LCD(グラフィック液晶) ×1, LED ×9 |
操作系 | ダイヤル(エンコーダー) ×1, 押しボタンスイッチ ×3, 電源用ロッカースイッチ ×1 |
CPU | ARM(STM32) |
組込ソフトウェア | C言語 |
製品イメージ
外観イメージ
ランプボックスを開いた状態